硫黄島からの手紙 [ 試写会 ]
硫黄島2部作の『父親たちの星条旗』(アメリカから見た硫黄島)に続く第2弾『硫黄島からの手紙』
12月9日公開予定の試写会に愛知勤労会館へ行ってきました。舞台挨拶には、渡辺謙さん、
伊原剛志さん、加瀬亮さんの3人が来場でした。

渡辺謙さんは名古屋で泊まられたようで翌日は朝からローカルTV各局で映画のPRに出てました。
そして、この映画にまつわるエピソードを交え、「この戦争について調べれば調べるほど、どうして戦争をしなければならなかったのか全くわからない」など戦争に対しての考えを語っていました。また舞台挨拶では硫黄島の慰霊碑を撮影クルーと訪ねた時の話としてこんなことを言ってました。慰霊碑の前でアメリカ人の小道具クルーが左のうちポケットから星条旗を出して謙さんに渡し、右のうちポケットから日章旗を出しこの旗は僕が持っているからというエピソード。この話は、2部作とも観るとジワ~と来ます。謙さんはこんなにも日本人の気持ちを理解してくれているアメリカ人がいるのかと感動したそうです。戦争を知らない世代の日米のクルーが理解し合う、し合おうとするところに意味があるんですね。

私はこの試写会の前に『父親たちの星条旗』を観ていませんでした。
今にして思うと観ていなくて良かったと思います。
というのも、それはアメリカを知らずに戦った一兵卒のような目で観ることができたと思うから。
『父親たちの星条旗』は試写会後に観ました。封切の順番とは違うけど日本人なら逆順の方が
感動するんじゃないかな。

アメリカという国を知っていて戦かった渡辺謙さん演じる栗林中将の胸のうちが
『父親たちの星条旗』を観ているなかで痛いほど感じました。天皇陛下万歳!のシーン。それと、「我々の子どもらが日本で1日でも長く安泰に暮らせるなら我々がこの島を守る1日には意味があるんです!」のセリフ。


『父親たちの星条旗』はラストシーンで碑が出てきます。『硫黄島からの手紙』では最初に慰霊碑が
出てきました。この2作の印象は、星条旗がカラーで、手紙がモノクロという感じかな。
モノクロといえば『父親たちの星条旗』を観に行ったときの観客には年輩の方が多かったなぁ。
戦争の匂いを知ってそうなそんな感じの方々に『硫黄島からの手紙』はどんなふうに映るんでしょう。
そして私を含め戦争を知らない世代はどう考えていくべきなんでしょう。
硫黄島では日本兵2万1千、米兵2万3千人が戦死したそうです。そして、今なお1万3千人の遺骨が
島にはあるそうです。ヒーローのいないこの2作で戦争について考えさせられてます。

硫黄島は東京都になるらしいですね。考えもしたことなかったです。
GoogleEarth(グーグルアース)で硫黄島を探してみると、そこには沈船がハッキリと写ってました。
映画の中だけじゃない本当の話なんだとあらためて実感しているところです。
核実験、核保有論など物騒な話が話題になっている今だからこそ、この2作にも大きな意味があると思います。

最後に、渡辺謙さん・・・
この映画から皆様の元へ届けられた1通の手紙をぜひ開封してご覧になってください、、、と。
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by auryns | 2006-11-26 21:05
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