マニエル・ノワール
銅版画のメゾチントに代表される技法で、「黒の技法」という意味のフランス語。

ロッカー(ベルソー)という道具で、銅版に無数のキズをつけ、小さなささくれを作る。
そうしておいてから、明るくしたい部分をつぶし、あるいは、削り取っていくことで、
明暗の濃淡が極めて豊かな、そして深みと柔らかみのある漆黒の世界が出来上がる。

とても根気のいる作業であると同時に、細心の注意と配慮を怠ることができない技法。


以前、老練な写真館のご主人から聞いた話では、
その昔は、写真の修整技術を習得する一環でメゾチントの勉強もずいぶんしたそうだ。
だけど、その細かさに根負けしてしまうこともたびたびだったとか。
そんなことから、ズルをして、知り合いの歯科医に頼みこんで、あのキーンとやる
スクレイパーを使ったこともあったらしい。

また逆に、元歯科医のご老人に
削る勉強のためにメゾチントをやったことがあるという話を聞いたこともある。

昔の人は、一芸に秀でるために多くの努力をしてたものだと感心させられたものです。


焦点がボケてしまいそうですが、このブログの名前を変えた理由を言いたかったわけです。
マニエル・ノワールに向き合って行くような姿勢で、「黒と白」・「光と闇」の世界を、自らの
視点で言葉にしていく日があってもいいかな~ な~んちゃってね。
ここ、青いジャン!って言わないで~(泣) だって、映画も好きなんだもん(スクリーンです)

やっぱ ええカッコしたこと言おうと思っても、
ウルトラマンのカラータイマーや、則巻千兵衛さんの二枚目時間しか息が続かないや。


メゾチントに興味のある方は、長谷川潔、浜口陽三、という画家を検索してみてください♪
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by auryns | 2004-10-27 13:55
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